1998年 ジャコビニ流星群 電波観測結果
1998年10月8日〜9日、ジャコビニ流星群が13年振りに回帰し、各地で良好な観測結果が得られたようです。
以下は、JA9YDBのビーコン電波(53MHz)が流星痕によって反射された流星エコーをFFTDSPを使って観測した結果です。
観測結果
19時49分頃より持続時間が長く信号強度の強いエコーが観測され始め、時間を追うごとに発生頻度が増加。
21時45分〜23時39分はMS QSOのため観測を中止。
23時39分以降、エコーは観測されるものの、持続時間は短い。
肝心の21時45分から23時39分までは観測していませんが、ピークは21時から22時であったと思われます。
2mでのMSのQSOは、弱く短いエコーが数個受信し、コールサインの一部が確認できただけで交信には至りませんでした。50MHzでのエコーの持続時間は、長くても10秒程度と、それ程長くなく、2mには不向きだったようです(周波数が高くなる、エコーは弱く短くなる)。
観測結果のGIF画像を以下に示します。
画像は左の数字が時間(JST)、中央の黄、白い部分が受信したエコー、右の棒グラフがエコーの信号強度(灰色のスケール 1メモリ10dB)です。エコーの無い部分で棒グラフが上がっている箇所は、ノイズにより上がったものでエコーではありません。
10月8日19時 HR 39
10月8日20時 HR 66
10月8日21時 HR 128
10月8日23時 HR 71
10月9日00時 HR 47
注:HR(Hourly Rate、1時間流星数):1時間に観測されたエコーの数。観測時間が1時間に満たない場合は、1時間に換算。
受信設備 RIG: FT-726、ANT:ヘンテナ
JN1GKZ 新井 jn1gkz@jamsat.or.jp
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